こんにちは!お坊さんマーケターのさとしです。
本記事では、Wordpressなどで構築したwebサイトのSSL化の手順をご説明します!
有名なレンタルサーバーのサービスであるエックスサーバーとお名前.comを使用している場合の手順をご説明するので、参考にしていただければと思います。
SSL化の流れ
SSL化に必要な手順は大きく分けて以下3つになります。
- バックアップの取得
- サイトURLのSSL化設定 (レンタルサーバーのサービス毎に方法が異なります。)
- これまで蓄積した記事のURLを変更
ご紹介する手順の通りに行えば15分ほどで完了するので、あまり構えず気楽にやってください!ただ、記事が既に書かれていると記事毎のURLを変更する必要があるので、できれば最初に行ってください!!
バックアップの取得
では、早速SSL化の手順をご紹介していきます!
まず、操作ミスなど何らかの形でwebサイトが消えてしまってもリカバリー出来るようにバックアップを取得しておきましょう!
これは必ず行ってください!! これをやっていないと万が一操作中に不具合が発生した場合、サイトが消えてしまうなどあるかもしれません。。。
このバックアップは、定期的に取っておき、いつでも復旧できるようにしておくことをおすすめします!
バックアップの方法が分からない場合は、以下記事でご紹介しているので参考にしていただけたらと思います!僕はBackWPupというプラグインを使って毎週自動でバックアップを作成しています。
サイトURLのSSL化設定
ここから、エックスサーバーとお名前.comの独自SSLの取得と設定の手順をご紹介していきます!
エックスサーバーのサイトURLのSSL化設定手順
まず、エックスサーバーのサーバーパネルにログインし、画像のようにドメイン項目内のSSL設定をクリック (画像①) します。
次に、「独自SSL設定の追加タブ (画像②) 」をクリックし、対象のURLが使用したいドメインになっているかどうか確認します。wwwは付いていても、付いていなくても問題ないので無視してください。
問題なければ「独自SSL設定を追加する (確定)」をクリックしてください。 (以下画像はSSL設定が済んでいるので、少々違った画面が表示されているかと思いますが、特に迷うことはないかと思います!)
クリックすると、「SSL新規取得申請中です。...」というメッセージが表示され、大体1〜2分で自動的に切り替わります。 画面が切り替わって「(ドメイン名) に独自SSL設定を追加しました。」というメッセージが表示されると完了です。
あとは、10分〜1時間ほど待てば設定が反映されます。
SSL設定がされたかどうかの確認方法は、アドレスバーに「https:// (ドメイン名) 」を入力して、アドレスバーに「(鍵マーク) 保護された通信」と表示されたら設定の反映が完了しています!
お名前.comのサイトURLのSSL化設定手順
次に、お名前.comのサイトURLのSSL化設定手順をご紹介していきます!
お名前.comのSSL化はとても簡単で、Wordpress管理画面にてURLを変更するのみとなっています。
以下画像の赤枠にある2つのURLを「https:// (ドメイン名)」に変更していただくと設定は完了となります!
SSL設定がされたかどうかの確認方法は、アドレスバーに「https:// (ドメイン名) 」を入力して、アドレスバーに「(鍵マーク) 保護された通信」と表示されたら設定の反映が完了しています。
こんなに設定が楽なのは、SSL化するために必要な証明書を独自ではなく、共用のものを使用しているからなのですが、技術的な話はここでは置いておきます。。。 (独自SSLをどうしても取得したい!という方は、お名前.comの場合、別の方法を行う必要があります。その話は、記事にはしないかもなので、知りたいということでしたらご連絡いただければと思います!)
これまで蓄積した記事のURLを変更
SSL化の設定以前に記事を書いていた場合、SSL化の設定を行っても以前の記事は「http:// (ドメイン名)」のURLのままです。
そのため、全て書き換える必要があります。。。地獄。。。
なので、ここは「Search Regex」というプラグインを使用して書き換えちゃいましょう!
インストール手順は割愛しますが、一応以下記事にインストール手順は記載していますので、ご参考まで。
インストール後、Wordpressの管理画面から「ツール > Search Regex」をクリックします。
ツール画面が開いた後、「Searchpattern」の項目に現在のURL「http:// (ドメイン名)」を入力し、「Replease pattern」の項目に新しいURL「https:// (ドメイン名)」を入力します。
そして、Searchボタンをクリックして検索にヒットするURLが表示された後、ReSearch & Saveボタンをクリックするとhttp://〜だった記事が全てhttps://〜に置き換わります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?思ったより簡単に設定ができたのではないでしょうか? 最後のURL置き換えは面倒ですが。。。
SSLはこのご時世、セキュリティ的に絶対に必須といえる設定なので、最初のうちに行ってくださいね!
SSLってそもそも必要なの?メリットあるの?という方は、以下の記事に詳しく解説しているので、参考にしていただけたらと思います! 不明点等ありましたら、お気軽にご連絡くださいー!