こんにちは!週末写真家マーケターのさとしです。
本記事では、僕が好きでたまらない「XF23mm f1.4 R」というレンズの作例をお見せしながら、レンズの特徴についてご紹介・レビューいたします!
この記事にたどり着かれた方は、「XF23mm f1.4でどんな写真が撮れるんだろう?」を知りたい方だと思うので、ご購入の際の参考にしていただければと思います。
それでは、少々長いですがお付き合いください!
XF23mm f1.4 Rとは?
まずは簡単にスペックをご紹介しようと思ったのですが、過去記事でもご紹介している通り、詳細なスペックは皆さん調べられていると思うので、FUJIFILMのHPを御覧ください!
XF23mm f1.4 R の作例紹介
ではでは、XF23mm f1.4 Rの作例を紹介していくのですが、XF23mm f1.4の特徴毎にそれがわかる作例をご紹介していきますー!
素晴らしい画質
本当に画質は素晴らしいです。。。XFシリーズの中でも最高クラスの画質を誇り、開放からピント面はとてもシャープです!
そして、絞ればキリッとした表現も魅せてくれます。。。
ただ、XF23mm f1.4の特徴として、少し柔らかいふんわりとした表現をする傾向にあります (悪く言えば、ボヤッとしている) 。そのため、どんな時でも開放からでもキリッとパキッとが好きな方は、XF23mm f2の方がいいかと思います!
一枚目の猫の毛の一本一本、そして二枚目の鉄柱の一本一本を質感を感じさせるほど綺麗に描き切っています。
空気感の表現力
XF23mm f1.4 Rの特筆する特徴は、この独特の空気感の表現力です!
先程説明した少し柔らかいふんわりとした表現のためなのか、その場の温度や湿度、雰囲気を写し撮ってくれます。この表現力が好きで、やめられないんです。。。
一枚目のトンネルの薄ら寒い雰囲気、そしてそこに佇む人、二枚目の朝なのに少しダークな外国の居酒屋、その場の温度や雰囲気を感じ取れないでしょうか?
広角も標準画角の表現も可能
23mmという広角にも標準にも対応できる焦点距離により、広角も標準画角の表現も可能となります!
パースを効かせて遠近感を演出することで、23mmの画角だと十分な広角表現をすることができます。パースを効かせた撮影方法については、別記事で。
一枚目は少しパースを効かせて撮っており、二枚目は標準レンズっぽい構図で撮っております!受ける印象が同じ画角とは思えないのではないでしょうか?
もちろん同じ35mmの画角を使用することでもパースを効かせて撮ることは可能ですが、ここまで広角っぽい表現をすることは難しいです。。。 これは、23mmならではの表現と思ってください!
大きいボケの表現が可能
f1.4という明るさで大きいボケの表現が可能となります!そのため、風景の中でも際立たせたい何かがある表現や、広角表現を用いたポートレートなど表現の幅を広げることができます!
スナップレンズにもなる
重さは300gで、大きさもさほど大きくないので、街中で取り回しやすくスナップレンズに最適です!
思ったよりは寄れなくもない
このタイトル通りです。。。
XF23mm f1.4 の最短撮影距離は28cmなので、思ったよりは寄れるのですが、23mmという画角もあって画面いっぱいに目的のものをでかでかと写すみたいな表現は出来る時と出来ない時があるかと思います。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
XF23mm f1.4 Rのレビューを作例を交えてご紹介してきましたが、素晴らしい空気感の表現力でありながら、広角から標準まで様々な表現が可能であり、スナップレンズにもなれるくらい取り回しもいいので、オススメのレンズです! (少々お値段しますが。。。)
実際、僕が唯一手放せない単焦点レンズとして、以下記事でもご紹介しておりますので、これを機会にぜひ検討いただけたらと思います。
また、XF23mm f1.4はXF23mm f2と迷われる方が多いかと思いますが、両者の違いとして 「動体撮影はあまりしない、空気感の表現・柔らかい表現が好き」 ならf1.4で、 「動体撮影をする場合、カリッとパキッとが好き」 ならf2を選択するといいかと思います!
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長い記事読んでいただき、ありがとうございます!また別記事でお会いできますと幸いです。