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素晴らしいX-H1の手ぶれ補正機能のたった一つの落とし穴!手ぶれの仕組みも徹底解説!

x-h1 レビュー ボディ内 手ぶれ補正 効果

by Boxertrixter Flickr

こんにちは!週末写真家マーケターのさとしです。

Fujifilmでも待望のボディ内手ぶれ補正を搭載したX-H1が発売されていますが、レンズ内手ぶれ補正とボディ内手ブレ補正の効果などの違いがはっきりと分からないので、X-H1を買うべきか否かと迷っている方も多いのではないでしょうか?

特に現在レンズ内手ぶれ補正搭載のレンズを使用した場合、ボディ内手ぶれ補正の効果が弱まってしまう可能性があることが分かっています。 そこで本記事では、レンズ内手ぶれ補正とボディ内手ぶれ補正の違いについて、そもそも手ぶれ補正とは?軸とは?というところからご説明します!

そもそも手ぶれとその補正の仕組み

手ぶれとは何故起こる?

手ぶれとは、カメラのシャッターが開いている間、つまり光を取り込んでイメージセンサーに景色を記録している間に撮影位置や被写体がずれることによって発生します。

夜や室内だと、十分な光量を取り込むためにシャッターを開いておく時間が長くなるため、その間に撮影位置がずれることが多くなり、手ぶれが頻発してしまうということです。

手ぶれ補正の仕組み

夜間や室内において三脚なしの撮影を可能にする素晴らしき機能手ぶれ補正。。。一度その魅力に取り憑かれては、抜け出すことは難しいと思われます。。。 いかがでしょうか!?笑

その手ぶれ補正は、主にボディ内とレンズ内において手ぶれを補正する仕組みがありますが、どちらも以下5方向のズレを補正することにより手ぶれを補正しているのです。

  • ピッチ (カメラの上部または下部が前方にズレることによる回転ズレ)
  • ヨー (カメラの左側または右側が前方にズレることによる回転ズレ)
  • ロール (カメラの左側または右側が下方にズレることによる回転ズレ)
  • 縦方向のズレ (イメージセンサーに対して縦方向並行へのズレ)
  • 横方向のズレ (イメージセンサーに対して横方向並行へのズレ)

5方向の手ぶれ補正の仕組み
富士フィルム x-h1 ボディ内 手ぶれ補正 効果 仕組み

また、通常撮影において手ぶれへの影響が強いのは3方向 (ピッチ、ヨー、ロール) であり、マクロ撮影をしない限り縦方向と横方向のシフト振れは大きな影響がないので、3方向の手ぶれ補正が搭載されていれば問題ないかと思います!

近年は、基本ピッチ、ヨー、ロール3方向の手ぶれ補正が最低限とされ、シフト振れ2方向がプラスで搭載される場合があるという認識で大丈夫です。

そして、実際にレンズを買う時には、「3軸手ブレ補正 3段分」、「5軸手ブレ補正 5.5段分」といった商品説明がされていると思うのですが、この意味は「上記5方向の内、3方向または5方向の手ぶれを3段分、5.5段分補正する」ということです。

X-H1を使用する際の手ぶれ補正の動作

手ぶれ補正の仕組みを理解した上で、X-H1の仕様を見ていきましょう!

X-H1は「5軸 5.5段分」の手ぶれ補正を搭載!だが。。。?

X-H1はFujifilm公式によると、5軸 5.5段分のボディ内手ぶれ補正を搭載しております! 5.5段分とは素晴らしいですね。。。

僕が使用している感じだと、シャッタースピード 1/8秒 で問題なく撮影できるレベルです! fujifilm.jp

しかし!!ここで大きな落とし穴があります!。。。

なんとレンズ内に手ブレ補正機能を搭載しているレンズを使用すると、レンズ内手ぶれ補正が優先され、レンズ内に搭載されていない軸の手ぶれ補正がボディ側で補正されるという内容になっています。。。

どういうことかと言いますと、XF18-55mmF2.8-4 OIS 3軸3.5段分を使用した場合、2軸 (ピッチ、ヨー) をレンズ内で補正し、3軸 (回転、縦横シフト振れ) をボディ内で補正し、結果 5軸 3.5段分 の手ぶれ補正となってしまうのです。。。

これどうにかしてほしいですよね。。。僕も本当にそう思います。。。

レンズ毎の手ぶれ補正効果の早見表

では、Fujifilmで発売されているレンズの手ぶれ補正効果がどうなるのか、見てみましょう!

レンズ名 補正効果 (段)
OIS非搭載レンズ 5 5段分以上
XF80mm F2.8 5 5段分以上
XF50-140mm F2.8 5 5段分
XF10-24mm F4 5 2.5段分
XF18-55mm F2.8-4 5 3.5段分
XF55-200mm F3.5-4.8 5 4.5段分
XF18-135mm F3.5-5.6 5 5段分
XF100-400mm F4.5-5.6 5 5段分
XC16-50mm F3.5-5.6 5 3段分
XC50-230mm F4.5-6.7 5 3段分

これを見ていただいたらわかるように、なんとレンズによっては手ぶれ補正効果が減衰してしまっているのです!!!

そのため、もし手ぶれ補正効果が減衰するレンズしか使わないということであれば、X-H1の手ぶれ補正効果はほぼないのです。。。

あれ、、、でもレンズに搭載されていない軸の補正があるのでは?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。しかし、実際レンズに搭載されていない縦横のシフト振れはマクロ撮影の場合以外ではほぼ意味がないのです。。。 (しかも、XF80mm F2.8のマクロレンズはシフト手ぶれをレンズ内で補正しているのです。。。)

まとめ

結局何が言いたいかといいますと、X-H1の手ぶれ補正は素晴らしいものです!!

しかし、使用するレンズによって効果が全然違ってくるので、自分がどのレンズどういう用途 (夜間撮影、室内撮影など) で使用するのかを考えて、X-H1を購入するのかしないのかを決めていただくのがいいかと思います!

正直レンズ内手ぶれ補正のレンズしか使用しないなら、X-H1を使用するメリットはほぼないので、X-T3など別のより軽いボディを買った方がいいかと思います。

僕は、X-H1のは基本XF16-55mm f2.8を使用しているので、そちらのレンズを使用する場合はX-H1推奨です!世界が変わりました。。。笑

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読んでいただき、ありがとうございます!

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